『これ何ですか?』
自宅をご案内するお客様より毎回ご質問をいただく植物についてご紹介いたします。
ご質問いただく植栽はこちら、
トクサ(砥草)です。
トクサは本州から北海道まで自生する植物。
茎の表面にストライプ状の葉が付き、ざらつきがあるのが特徴。
茎は節で連なり、ぱっと見、葉っぱのない竹のような植物。
竹のようにシュッとした姿が日本チックで良いですよね。
名前の由来は表面のザラザラを利用して砥石のように研磨に使えることからついた名前。
『古来、茎を煮て乾燥したものを研磨の用途に用いた。「とくさ」(砥草)の名はこれに由来している。紙やすりが一般的な現代でも高級つげぐしの歯や漆器の木地加工、木製品の仕上げ工程などに使用されている。』そうです。
※ウィキペディアより。
私も子供の時にトクサで爪を磨いてみたりしたことを覚えています。
どこに生えていたかを覚えていませんが(遠足登山の渓流で?もしかしたら友達の家の庭だったのかな??)、たしかに最近ではあまり見かけない植物。
水遣りも不要の手のかからない植物ですが、地下茎をのばして繁殖する程に強い植物なので間引きが必要です。
自宅のトクサもインターホンを隠すほど繁殖したのでそろそろ間引かなきゃですね^^;。
日本的な風情が出て素敵ですよ!
ご興味のある方は是非、ご自宅の庭に植えてみて下さい。
以上、ガーデニングプランツのご紹介でした。
庭師 横山 暢哉
8+